スーパーカブ110のチェーンテンショナーを点検しようと思います。
異音が発生している訳でも無いですが、スプリングの縮み具合いを
確認しようと、整備解説書を調べてみました。
写真の図にある4番のプッシュロッドと、その下にあるスプリングの
状態を確認しますが、エンジン下部には結構な汚れがあります。
金属部分に白っぽい粉のように見えるのが塩害で腐食している所です。
下のボルトを外すと、少量のオイルと共に部品が落ちて来るので、
落とさないように気をつけて作業を進めます。
外した部品を点検しますが、プッシュロッドの外観はOKの感じ。
先端部の異常摩耗や損傷もなく、正常範囲だと思います。
スプリングの縮み具合いは、使用限度が109mmに対して
110~111mmぐらいあるのでOKと判断しました。
スプリングは走行距離30,000km以上は持つそうです。
私のカブは13,000km、まだまだ大丈夫だと思いますが、
時々は点検して状態を確認するのが安心だと感じます。