スーパーカブの前輪には冬用に「スパイクタイヤ」を装着していますが、
ちょっと問題があって、雪道は良いのですが、乾燥路面は苦手なのです。
ピンの「出っ張り」が大きいので、アスファルト路面だと走りにくく、
人間で言うと「つま先」だけで歩いている感じでしょうか?
もう少し深く、ピンをねじ込みたいのですが、パンクの危険があるので、
浅めに入れているため、出っ張りは表面から5mmぐらいあります。
この「ねじ込み式」のピンを使う理由は「価格が手頃」だからです。
高いスパイクピンは1本100円から110円しますが、このピンは
価格が1本60円で、タイヤ1本に打つピンは250~300本です。
前後2本のスパイクタイヤを作ると、結構な金額の差が出ます。
アスファルト路面でも、なんとか走れるピンの「出っ張り量」を考えると
直進状態で路面にピンが多く当たるタイヤの中央部で2~3mmぐらい、
バイクが傾いた時に当たる両サイト部分では4~5mmでしょうか。
そのためには、他のスパイクピンを使わないとダメかも知れませんね。