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第15日目 静内から苫小牧へ向かいます

 静内は中学3年の頃に住んでいました。

 今は東隣の三石町と合併して「新ひだか町」になっています。

 住んでいた1970年秋にアイヌの英傑シャクシャイン像が建てられました。

 英傑(えいけつ)とは、非常にすぐれている大人物のことです。

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 350年ほど前ですが松前藩から交易のレートなどアイヌにとって不利な扱いを

 受けていたのを「人間は平等だ」という志で戦いを起こしたのです。

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 その志を後世に伝えようと首長シャクシャインが治めていた砦の場所、

 ここ静内の小高い丘に像が建てられた訳です。

 シャクシャイン像からカブに戻ったら前ボックスにカラスが!

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 前ボックスの上に積んだバッグを雨対策用にとゴミ袋で包んでいましたが

 カラスは生ごみなど食べ物があると勘違いしているみたいです。

 どこのカラスも学習能力は高いですね。


 日高地方は競走馬の産地としても有名です。

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 ある牧場近くで馬の餌となる牧草を自動でロールにする作業中でした。

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 走りながら乾いた牧草を後ろに集めて行って満杯になると卵みたいに

 ポコッと産み落とす感じで出て来ます。働く車は見ていて飽きないです!

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 45年前の記憶を頼りに静内の街をカブで回ってみましたが

 当時の面影は余り感じられず変わらないのはシャクシャインだけでした。


 静内の西隣に新冠(にいかっぷ)という町があります。

 その山奥にある北海道で一番古い?「新冠ダム」を見てみたいという目的も

 あったのですが今回の積載カブでは砂利道が走れませんので諦めました。

 往復100kmぐらいで砂利道が50km近くもあるんですから無理です!

 テレビのニュースで「林道からバイクごと転落か?」などと流れれば

 スーパーカブ110プロによる楽しい旅が台無しですからね。

 でも途中の舗装が切れる所まで行ってみましたよ。

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 今度はジムニーで来てみたいですね。


 この後は苫小牧方面へ向かいます。

 昼食は静内の旅館から頂いた「おにぎりとおかず」です。

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 昼の弁当でキャンセルが出たので持って行って!となり助かりました。


 こんな所に泊まりたくない!というキャンプ場に今晩は泊まることにします。

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 「泊まりたくない」とは設備が悪いなどでは無く料金が高いのです。

 バイクで一人でも1080円です。普通の良い所で500円が相場です。

 それに歩いて行ける距離に温泉があり別に600円かかります。

 合計で1680円なんで釧路の素泊まり3000円の方が安く感じないですか?

 民宿は布団で寝れるのでテントなどを準備したり片付けたり不要ですよ!

 でも高いだけあって安心感が違います。家族連れには最高だと思います。

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 600円の温泉も良かったですよ。

 明日の予定は決めてませんが函館方面へ向かうのは確かです。