一昨日、友人のクロスカブ110がバッテリーの劣化でセルが回らず、
新しいのに交換しましたが、外したバッテリーもGSユアサ製でした。
日本のメーカーなので、5年も持ったものと思われます。
バッテリーには「CCA」という寒冷時の能力を表す数値があります。
「CCA」は「コールド・クランキング・アンペア」の略です。
この外したバッテリーは 64CCA が規定値と書いてあります。
5年使って劣化したバッテリーのCCA値を測りたいと思います。
まずは、CCAテスターを接続して、内部抵抗を確認します。
測定値は 362mΩ(ミリオーム)で、非常に大きい数値です。
今までの経験だと、通常の小型バッテリーは15~30mΩぐらい。
内部抵抗が大きくなると、段々と蓄電能力が落ちて来ます。
そして、CCA値を確認すると、なんと、6.82です。
規定値の60%を切ると要注意のCCA値が、10%ちょっと。
これは、完全に劣化状態で、今回のバッテリー交換は大正解!
新しいバッテリーも国内メーカーなので長持ちしてほしいです。