7月に行った北海道ツーリングの時、友人のバイクがブレーキ不良でした。
前ブレーキのピストンが固着気味でレバーを握っても、効きが悪いのです。
注文していたブレーキ部品が揃ったので、キャリパーを分解清掃します。
このバイク「スカイウェーブ400」は、コンビネーションブレーキです。
コンビネーションブレーキは、後ろブレーキと前ブレーキが連動します。
なので、前ブレーキのホースがキャリパーに2本つながっています。
キャリパーを割ると、ピストンが4個です。(分解する手間が4倍)
大きいピストンが前ブレーキ、小さなピストンが後ろブレーキと連動です。
4個とも抜いて、きれいに清掃してから、ピストンシールを交換しました。
作業は友人にも手伝ってもらい、キャリパーを片方ずつ分担です。
ピストンやピストンシールに、ラバーグリスを丁寧に塗って入れますが、
清掃したピストンは、真っ直ぐに押すと、スーッと軽く入ります。
キャリパーに4個ともピストンを入れて、キャリパーの作業は終わりです。
あとは、キャリパーを元通りに組み付けて、エア抜きをします。
ブレーキパッドも新品に交換して、試運転をしましたが、レバー操作の
力の入れ具合に素直に反応して、気持ち良く止まれます。
次回は、手間のかかる後ろブレーキの作業をしたいと思います。