友人から頼まれて軽自動車のエンジンオイルを交換しました。
前回のオイル交換は去年9月なので、1年3ヶ月は長過ぎでしょう!
抜いたオイルの劣化や汚れは当然ですが、想定内の範囲でした。
ところが、フィラーキャップの裏を見ると「乳化物」が付着しています。
「乳化」とは、オイルと水分が混じってマヨネーズ状になることです。
原因は近距離走行が多いのと、オイル管理が悪い、の2つだと思います。
燃焼行程でピストンの隙間から、わずかに漏れる未燃焼ガスと燃焼ガスに
含まれる蒸気が結露してオイルと混じり乳化するのが原因にようです。
通常走行だとエンジンが十分に熱くなっているので、蒸気は結露せずに
吸気側に吸われて燃焼しますが、近距離走行の場合は、温まる前に
エンジンを止めてしまうので、蒸気は結露して乳化を進めるみたいです。
乳化物を貯めないためは、早めのオイル交換が良いと思います。