有名なゴーグルの専門メーカーから、スキーや登山用に冬でも曇らない
電池式の電熱ゴーグルが発売されています。(特殊な発熱体とのこと)
ところが値段が 37,800円と凡人には手が出せない品物です。
と言う訳で、安いニクロム線を使って似たようなゴーグルを自作するのに
頑張っているのですが、雪道で試運転してみると熱量が足りないようです。
そこで専門メーカーの電熱ゴーグルのワット数(W)を調べてみました。
ゴーグル本体の説明には書かれていませんが、予備バッテリーの仕様を
見ると電圧が 3.7ボルトの「リチウムイオン電池」を使っています。
容量は 2500mAhとあるので1時間で 2500ミリアンペア流せる能力です。
それを120分で使うので、計算すると1時間当たり 1250mAになります。
これに電圧の 3.7Vを掛けると消費電力は 4.6ワットぐらいです。
私のはスイッチを追加して2段階にする予定ですが、弱が 1.7Wで、
強が 3.4Wなので「強」にしても1.2Wぐらい足りない計算です。
もっと抵抗値の少ないニクロム線に変えないとダメな感じだなあ!