今の若い人たちにとって終戦という言葉はどういう重みを持っているのだろう。
私たち中年には親が戦争に行った年代なので身近な思いはある。
ここで一つ肝に銘じておく必要がある。
それは戦争体験者が戦争を「美化」して話を聞かせる時に鵜呑みにしないことだ。
彼らは大変な経験をして来た訳だから「美化」や「自慢話」になることもある。
しかし、それを聞いて私たちは「うんうん」とうなづきながら「戦争は絶対にダメ」と心の中で確認することを忘れてはならない。
戦争は勝っても負けても双方の国民に大きい負担が来るだけだ。
他人を思いやる心があれば戦争は起きないはずだが・・・。
