俺の独り言を聞いてくれ

もったいない気持ちを大切にしたい

少年時代

自分の子供の頃を思い出した。
小学4年から6年の2年半の間、私は山間部の超田舎で暮らした。

その頃は東京オリンピックがあったり新幹線や東名高速が出来たりと急成長。
でも私の住んでいる所は急成長には全く関係なかった。

店は1軒もないしバスは朝昼夕の3回だけ。
もちろん水道なんて無いので手押しのポンプだった。

家から一歩外に出ると自然だらけ。
上級生から「これは食べられる」「あれはダメだ」と教えられ色々なものを食べた。

グスベリー(マルスグリ)、カリンズ(赤カシス)、コクワ(キュウィの原種)、
山ブドウ、クマイチゴ、グミ、桑の実など。

クローバーの花部分をむしって根元をチュッと吸って蜜を味わう。
こんなことを上級生から下級生へと伝授される訳だ。

私にとって原点のような生活をしたと思っている。