我が家の北側は広い空き地になっていて、一昨年までは、自然に近い状態で、
きれいな雑草も咲いて、バッタやチョウなど昆虫も多かったです。
普通は少ない「モンキチョウ」が、一度に20羽ほども舞っていました。
ところが、去年の春から「この自然豊かな空き地」は死にました。
原因は「過度の草刈り」で、土地を所有する会社の従業員が根の近くから
土煙を上げながら草を刈るので、昆虫も草木も育たなくなったのです。
根の近くから短く草を刈ると、次の草刈りまで日数を稼げるので、
仕事としては正解かも知れませんが、自然保護の観点からは間違いです。
実は、一昨年までの十数年、私が頼まれて草刈りをやっていましたが、
去年2月に、ひざを悪くしてから草刈りやブルの除雪を断ったのです。
上の写真は、私が草刈りをやっていた頃で、昆虫や雑草の時期に合わせ、
同じやるにしてもエリアを分けるとか、刈る草の丈を加減してました。
なので、たくさんのバッタやチョウなどが育っていたのです。
所有者がいる土地なので、他人の私が何も言うことは無いのですが、
草刈りのやり方によっては「自然を守れる」と思うと残念だなあ。