もう30年も前のことだが、年上の知人が仕事で行ったアメリカでのこと。
知人はインディアンが住む場所を訪れ、彼らの考えに接する機会があり、
その「感銘を受けた判断基準」を聞いて、私も「なるほど」と思いました。
内容は「インディアンは、何かを話し合って決める時、7世代先の子孫が
幸せになるか、どうかを基準にして判断する」ということでした。
「与えられている自然を大切にする」ことが根底にあるのでしょう。
現代人はどうなのか?太陽光発電のために山の木々を伐採したり、
電気自動車が地球温暖化の切り札だ!言いながら、そのバッテリーを
製造する際に、多くのCO2を排出するなど、矛盾点が盛りだくさん!
世界は環境保全ではなく、電気自動車などの覇権争いに勝つために、
CO2削減という言葉を「隠れみの」にしている気がします。
インディアンのように「7世代後、200年ぐらいの長いスパンで
物事を考えて、決めることが正しい」と感じますが・・・。