バイク仲間のFさんが山用に乗っている「ホンダのCRM80」が、
動かなくなって約2ヶ月、他の友人と3人で修理を再開します。
点火系の発電コイルはエナメル線を使って巻き直しに挑戦ですが、
巻きの回数が分からないので、エナメル線の重さを頼りに作業です。
重さを測りながら、元の取り除いたエナメル線の重さと同じになるまで、
慎重な作業を続けて約2時間、なんとかコイルを完成させました。
コイル両端の細いエナメル線を端子に半田付けするのが大変です。
なぜって、3人とも老眼が進んでいて、細かいのが見えません!
コイルを組み付けてからも、順調には行かず、火花は飛びません。
想定内のCDIという点火系の部品も悪く、予備を買っておいて正解!
CDI交換後、Fさんが何回もキックをして、久々にエンジン始動です。
普段は迷惑な2サイクルエンジンの白煙が、気持ち良く感じました。
多くの場合、1人だけでやると挫折しそうな不動車の修理ですが、
3人も揃うと、それぞれの知識や経験が活かされて良い結果になります。
このCRM80も、だいぶ延命されたと思います。